今回締結した新たな契約により、TuxeraはSMBテクノロジーとMicrosoft社のSMBライセンスを単一のソリューションとして提供できます。

フィンランド・ヘルシンキ – 2024年2月27日 – Tuxeraは、新しいServer Message Block(SMB)パートナー契約により、Microsoft社との協力関係を拡大します。今回の契約により、TuxeraはSMBテクノロジーとMicrosoft社のSMB特許ライセンスを1つのソリューションとして魅力ある価格で提供でき、お客様にとって革新的なビジネスソリューションとなります。

Tuxeraでエンタープライズビジネス担当バイスプレジデントを務めるAntti Alilaは次のように述べています。「現在、さまざまな業種やユースケースから、非構造化データに対する膨大な需要が生まれています。メディア&エンターテイメント業界では大型の映像コンテンツを使ったコラボレーションへのニーズが高まっていますし、ヘルスケア業界では大きな画像コンテンツをAIで処理することが求められています。高速でのファイル転送はほかにも多くの業界で必要とされています。特許やビジネスクリティカルなサポートのほか、将来的なイノベーションまで備えた準拠ソフトウェアのソリューションを提供できることは、この市場において非常に歓迎されています。」

Microsoft社でIPライセンシング担当ディレクターを務めるRob Kowal氏は次のように述べています。「Tuxera社との強力な協力関係を踏まえた今回の契約で、お客様はプロトコルに準拠した高品質なSMBファイル転送ソリューションを利用できるため、ファイル共有のシナリオとイノベーションに集中することができます。」

SMBは、ローカルエリアネットワーク、仮想プライベートネットワーク、クラウドベースのソリューションでファイルを共有するために使用されるMicrosoft社のネイティブプロトコルです。Windowの世界的な普及もあり、世界中で広く採用されています。Statistaによると、世界のデスクトップOSの約70%がWindowsを使用しています。

SMBはその相互運用性から、混合環境で広く使用されています。Windowsと非Windowsベースのオペレーティングシステム間のほか、さまざまな種類のデバイス間でシームレスなファイル転送を可能にします。

今回の新しい契約により、SMBテクノロジーのライセンシングに伴う面倒な手続きや障壁が軽減されます。今回の契約は、Fusion File Share by Tuxeraを利用するお客様にも大きな価値があります。非常に高速かつ高い信頼性で共有ファイルリソースにアクセスでき、Linuxを使用したSMB実装の中では数少ない企業グレードの機能も備えているためです。

エンタープライズストレージの要件に対応したフルライセンスの高可用性クラウドスケールSMBソリューションや、組み込みデバイスに対応したSMBを提供しているのはTuxeraだけです。

Tuxeraは2009年からMicrosoft社との協力関係を構築しており、2019年からはexFATテクノロジーの指定ライセンスアグリゲータとしても活動しています。今回の新たな契約は、Microsoft社のSMBテクノロジーに基づく製品「Fusion File Share by Tuxera」の開発とリリースを目的としたMicrosoft社とのこれまでの協力関係を土台として構築されています。

Microsoft社のライセンスプログラムの詳細については、同社の技術ライセンスプログラムのページをご覧ください。1つのソリューションにおけるSMBテクノロジーとライセンスの統合について、詳しくはまでお問い合わせください。